屋根修理・屋根工事のやね屋です。
屋根修理が完了した後も、適切な確認を行わないと、施工ミスや不十分な修理が原因で再びトラブルが発生する可能性があります。
修理が適切に行われているかを確認することは、住まいの安全性を確保し、長期的な安心を得るために重要です。
ここでは、屋根修理後に必ずチェックすべきポイントを2つのブロックに分けて詳しく解説します。
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1:修理箇所と仕上がりの確認
1.修理箇所の状態を目視で確認する
- 屋根材の取り付け:
- ・修理箇所の屋根材(瓦、スレート、金属など)がしっかりと固定されているかを確認します。ズレや浮きがないことを目視でチェックしましょう。
- ・屋根材の種類によっては、防水シートや接合部の処理が重要です。これらが適切に施工されているか業者に確認します。
- 塗装の仕上がり
- ・再塗装が行われた場合、色むらや塗り残しがないかをチェックします。防水性能を高める塗装は、仕上がりの均一性が重要です。
2.防水処理の確認
- コーキング(隙間埋め)の状態
- ・屋根材や雨樋、接合部に施されたコーキングがしっかりと隙間を埋めているか確認します。ひび割れや剥がれがある場合、防水性能が損なわれる可能性があります。
- 防水シートの状況
- ・防水シートの交換が行われた場合、その上に敷かれた屋根材の状態を確認します。水が浸入しないよう適切に重ねられているかが重要です。
3.雨樋や周辺構造の仕上がり
- ・雨樋の詰まりや取り付け不良がないか確認します。雨樋が正しく機能しないと、雨水が屋根や外壁に溜まり、二次被害を引き起こす可能性があります。
2:修理後の機能確認と業者との最終チェック
1.雨漏りテストを実施する
- 修理の耐久性を確認
- ・修理後の雨漏りが再発していないかを確認します。雨の日に実際の雨漏りがないかチェックするか、ホースで水を流すテストを行うと効果的です。
- ・修理箇所から水が漏れていない場合でも、屋根裏や天井にシミや湿気が発生していないか確認します。
2. 修理内容を業者と最終確認する
- 修理内容の説明
- ・業者から修理箇所の施工方法や使用した材料について説明を受けます。業者が提供した修理計画と実際の作業内容が一致しているかを確認しましょう。
- 作業記録の確認
- ・修理中に撮影された写真や動画がある場合、それを基に修理箇所を確認します。これにより、見えない箇所の仕上がりもチェックできます。
3. 保証書の受け取りと確認
- ・修理後の保証内容(保証期間、対象範囲など)を明記した保証書を受け取り、内容を確認します。
- ・例:雨漏りが再発した場合の無料修理、材料の劣化に対する対応など。
- ・保証書は必ず保管し、今後のメンテナンスやトラブル時に役立てます。
4. 定期点検のスケジュール確認
- ・業者が提供する定期点検やアフターサービスのスケジュールを確認します。定期的な点検を受けることで、早期に問題を発見し、大規模な修理を未然に防ぐことができます。
3:まとめ
屋根修理後の確認作業は、住まいの安全性を確保するために欠かせない重要なステップです。
修理箇所の屋根材や防水処理、雨樋の状態を目視で確認し、雨漏りテストを行うことで、修理が適切に行われたかを判断できます。
また、業者との最終確認では、修理内容の説明を受け、保証書を受け取ることで、修理後のトラブルにも備えられます。
これらの確認作業を徹底することで、長期的な安心と快適な住環境を実現できます。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。