全国の消費生活センター等に寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加中
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
近年、全国の消費生活センター等に寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加しています。点検商法とは、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているため点検してあげる」と言って点検した後、「このままだと瓦が飛んでご近所に迷惑がかかる」などと不安をあおって工事の契約をする手口です。2022年度の屋根工事の点検商法に関する相談件数は過去5年で最も多くなり、2018年度の約3倍になっています。また、契約当事者の8割超が60歳以上で、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。
今回はトラブルに巻き込まれないための、対策を記載していきます。どうすればいいのかを取り上げていきます。
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1:屋根に上らせない
屋根トラブルは業者を屋根に上らせるから発生します。屋根業者が屋根に上ると一般の方は何をしているのかが分かりません。極端なお話、屋根の上で屋根を壊しているか、直しているかが分からなくなります。なので、業者を屋根の上に上らせるのはやめましょう。もし、業者が屋根の上に上った場合は屋根の上で悪さされないように「業者さんが屋根に上っている様子を写真撮ってもいいですか?」とお伝えしましょう。そうすると、悪い業者は嫌がります。
2:屋根工事の内容を理解する
屋根工事の内容を理解することによって無駄に高額な屋根工事の契約を行う必要がなくなります。屋根工事には大きく3つの工事方法があります。
1:屋根の葺き替え工事
屋根の葺き替え工事は屋根の下地から交換する工事です。屋根の葺き替え工事を行うと屋根の耐久度は屋根材にもよりますが一般的には20年前後持つと言われています。では、どういう人に必要な工事かというと屋根が既に雨漏りしてしまった。屋根工事を20年近く行っておらず下地が傷んでしまっている場合に必要な工事です。
2:屋根のカバー工事
屋根のカバー工事は屋根の上に新しく屋根を取り付ける工事です。屋根の葺き替え工事との一番の違いは既存の屋根をそのまま利用するので屋根の廃材費用などが掛からず工事できるので葺き替え工事と比べると安価に施工できます。耐久度は一般的には15年前後と言われています。ただし、カバー工事にもデメリットがあります。それは屋根の高さが上がってしまうことです。高さが上がってしまうので、屋根工事後雨樋に水が入らないなどのトラブルが発生する場合がございます。
3:屋根の塗装工事
屋根の塗装工事は既存の屋根材の上に塗料を塗布することで防水効果を高める工事です。築10年目くらいのおうちの方であれば、塗装工事で比較的に安価にお家を工事し長持ちさせることができます。
3:今なら屋根工事を安くする!!は断る
悪徳業者の特徴で本日ご契約いただければ安くします!という常套手段があります。
絶対にその、うたい文句には乗らないでください。後悔する可能性が高くなります。屋根工事を行う際は弊社では最低3社相見積もりを取ることをお勧めいたします。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。