メリットやデメリットを徹底解説!
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
住宅の屋根に不具合が生じた場合は、すぐに対処しなければなりません。中には、「業者に頼むとお金もかかるし時間もかかる」という理由で、屋根修理を自分で行おうと考えている方もたくさんいるでしょう。そこで今回は、屋根修理をDIYで行うメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
お見積もりは3社以上取りましょう!!
相見積もり歓迎します!!
1:屋根修理はDIYでも行える?
「そもそも屋根修理はDIYでも行えるの?」
という疑問を抱えている方もいると思います。
結論からいってしまうと、DIYでの屋根修理は可能です。
ただ、あくまでも「不可能ではない」というだけであって、基本的にはDIYでの屋根修理はおすすめできません。
なぜなら、知識とスキルが必要ですし、何より危険が伴うからです。
DIYでの屋根修理にはメリットだけでなく、デメリットやリスクもありますので、慎重に検討していきましょう。
・屋根修理をDIYで行うメリット
では次に、屋根修理をDIYで行うメリットについて詳しく解説していきます。
・・コストを抑えられる
屋根修理をDIYで行うことによって、コストを抑えられます。
業者に依頼する場合は、数十万円以上の費用がかかることもありますが、自分で行えば人件費や業者の利益分をカットできるため、安く修理が行えるのです。
・・自分のタイミングで作業を行える
業者に屋根修理を依頼する場合は、事前に連絡を入れて、スケジュールを調整したうえで工事スタートという流れになります。
希望日に工事をスタートできるケースもあるのですが、予約が殺到している場合などは待たされる可能性が高いです。
そうなると、しばらくは屋根修理が行えない状態となるため、生活に支障が出てしまうこともあります。
DIYの場合は、自分のタイミングで修理が行えるため、不具合箇所を素早く直せます。
・屋根修理をDIYで行うデメリット
では次に、屋根修理をDIYで行うデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・・危険が伴う
屋根修理を行う際は、高所での作業がマストとなります。
ただ、高所での作業には当然危険が伴い、場合によっては落下してけがをしたり、道具を落下させて下にいる人にけがをさせたりする可能性もあります。
場合によっては、命の危険にさらされることもありますので、慎重に進めていかなければなりません。
・・時間がかかる
屋根修理には、それなりの時間がかかります。
業者に依頼した場合、複数の職人が同時に作業を進めてくれるため、スムーズに仕上げられますが、DIYで行う場合は全て自分で行う必要があるため、さらに時間がかかってしまうのです。
・・結果的に高額な費用がかかることもある
屋根修理には専門の知識と技術が必要です。
一切経験がない方が見よう見まねで屋根修理を行うと、失敗する可能性が高くなります。
その場合、再度業者に屋根修理を依頼しなければならないため、結果としてより高額な費用がかかってしまうのです。
・・失敗したときの保証がない
屋根修理業者の多くは、工事後のトラブルや不具合に備えて何らかの保証を用意していることが多いです。
ただ、DIYで行う場合は当然保証がありませんので、失敗した場合は全て実費で修繕する必要があります。
これも、DIYで屋根修理を行う大きなデメリットといえるでしょう。
・DIYで行える屋根修理
では次に、DIYで行える屋根修理を2つ紹介していきます。
・・防水補修材による応急処置
雨漏りが発生してしまった場合は、業者を手配するまでの簡易的な応急処置として防水シートを貼り付けておくのがおすすめです。
この作業には特別な技術が必要ないため、やろうと思えばDIYでも行えます。
・・部分的な交換や補修
屋根材が割れてしまった場合などは、パテを使用して補修を行うことが多いです。これも、やろうと思えばDIYで行えますが、パテを埋め込むのには時間もかかりますし、加減も難しいため、初心者の方にはハードルが高いかもしれません。また、屋根材にひび割れが生じた場合は、コーキング補修を行います。こちらも、やろうと思えばDIYで行えますが、コーキング材の流し込みにはコツやポイントがあり、間違った方法で行うと効果を得られない可能性が高くなりますので注意が必要です。
2:DIYで屋根修理を行うときの注意点
では最後に、DIYで屋根修理を行うときの注意点について詳しく見ていきましょう。
・安全を最優先する
DIYで屋根修理を行う際は、何よりも安全を最優先してください。屋根の不具合が解消されたとしても、落下してケガをしたり、家族にケガをさせてしまったりしては元も子もありません。屋根修理は高所での作業がマストとなりますので、安全面に配慮して慎重に行いましょう。
・少しでも不安な場合は無理に行わない
屋根修理をDIYで行いたいと考えている方の中には、
「本当に大丈夫かな」
という不安を抱えている方もいるでしょう。このような不安が少しでもある場合は、DIYではなく業者に依頼した方が良いです。先ほども解説したように、屋根修理には専門知識と技術が必要であり、尚且つ高所での作業がマストになりますので、経験豊富な職人に任せるのが得策といえます。 当然費用はかかってしまいますが、DIYのデメリットやリスクなどを考えるとお得な費用と考えることもできますので、ぜひ業者への依頼も検討してみてください。
3:まとめ
屋根修理はやろうと思えばDIYでも行えますが、基本的にはおすすめできません。
なぜなら、ケガをするリスクが非常に高いからです。
また、うまく修理が行えなかった場合は、二度手間にもなりますし、結果的に高額な費用が発生することもありますので、確実に屋根の不具合を直したい方は業者に相談しましょう。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。