なぜ屋根工事を行う際に、業者によって価格が50万も違うの?
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
なぜ、屋根工事を行う際に業者によって価格が50万円も違うの?とご質問いただきました。今回は、業者による価格の違いのカラクリを解説していきます。
お見積もりは3社以上取りましょう!!
相見積もり歓迎します!!
1:仕入れ単価の違い
屋根工事を行う際に、業者によって提示価格が変わるポイントの一つが屋根材の仕入れ単価です。屋根はサイズが大きいため仕入れ単価が20%変わればお客様に提示するお見積もりの最終金額の基準価格が200万だとしたときに、安く材料を仕入れることができない会社(他社より仕入れが20%高い会社)は240万になってしまいます。なので、一般的な小さいお仕事は職人さん個人にお願いする方が安くなるケースが多々ございますが、屋根工事など、材料を多く使う工事内容に関しては工務店などにお願いしたりする方が安くなるケースが多々ございます。
2:工事段取りの違い
屋根工事を行う際に、業者によって提示価格が変わるポイントの一つが工事段取りの違いです。工事の段取りが悪い会社にお願いすると費用が10万円程高くなる可能性がございます。理由は、施工が長引き工事費用が高くなってしまうからです。どのようにすれば、工事段取りの違いを見分けることができるかというとそれぞれの会社の担当者に、見積の項目ごとの工事スケジュールを確認することです。ポイントは全体のスケジュールではなく、見積項目ごとのスケジュールです。どんぶり勘定の会社はスケジュールを聞くと回答することができませんが、しっかり見積を準備した会社は回答することができます。どんぶり勘定の会社に工事をお願いすると後々この費用も請求します!!というようなお話が出てくる可能性があるので要注意です。
3:工事内容の違い
屋根工事を行う際に、業者によって提示価格が変わるポイントの一つが工事内容の違いです。
工事の種類については【屋根工事のトラブルが発生しています。】に記載していますので、そちらをご覧ください。今、工事担当者から進められている工事は何の工事なのかを?を確認して何の工事を進められているかを確認することが大事になります。どちらにしても、屋根工事は高額になることが多々ありますので最低3社相見積もりを取ることをお勧めいたします。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。