屋根修理・屋根工事のやね屋です。
屋根点検商法は、無料点検を装って高額な修理契約を迫る悪質な手法で、被害に遭わないためには契約前にしっかり確認することが大切です。
ここでは、契約前に注意すべきポイントを2つのブロックに分けて解説します。
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1:訪問販売時に確認すべき基本項目

1.業者の信頼性を確認する
- 業者の身元確認:
- ・名刺を受け取り、会社名、所在地、連絡先をチェックします。検索エンジンで会社名を調べ、口コミや評判を確認することも重要です。
- ・信頼性が低い場合、「本社がない」「口コミが少ない」などの特徴が見られることがあります。
- 許認可や資格の確認:
- ・建設業許可証や屋根工事技士などの資格があるか確認します。資格を持たない業者に作業を依頼するのは避けましょう。
2.無料点検の内容に注意
- 点検の詳細を聞く:
- ・点検内容が具体的でない場合や、説明が曖昧な業者は注意が必要です。「すぐに屋根に上がって確認します」という業者は、点検商法の典型的な手口の可能性があります。
- 写真や動画の提供を求める:
- ・点検結果について、必ず写真や動画を提供してもらいます。修理が必要だと主張された箇所の詳細を確認できるようにしましょう。
3.契約を急かされないか確認する
- 緊急性の強調に注意:
- ・「今すぐ修理しないと危険」と不安を煽る業者は信頼性が低いことが多いです。十分な時間を持って検討する姿勢が重要です。
- 割引や特典の期限に注意:
- ・「今日中に契約すれば割引する」などの提案を受けた場合、急がず慎重に対応しましょう。
2:見積もりと契約書の確認項目

1.見積もり内容を精査する
- 見積もりの内訳を確認:
- ・材料費、施工費、足場費用、廃材処理費用などが明確に記載されているか確認します。「一式」などの曖昧な表記がある場合、具体的な説明を求めましょう。
- 複数の業者から見積もりを取る:
- ・複数の業者に見積もりを依頼し、価格や内容を比較します。一社だけの見積もりでは、適正価格を判断できません。
2.契約書を慎重に確認する
- 契約内容が明確か確認:
- ・修理箇所や作業内容が具体的に記載されているかを確認します。曖昧な表記や抜けがないかチェックしましょう。
- 保証内容を確認:
- ・修理後の保証期間や保証範囲が記載されているか確認します。長期保証を提供している業者は、施工品質に自信がある場合が多いです。
- クーリングオフの説明があるか:
- ・訪問販売での契約にはクーリングオフ制度が適用されます。契約書にクーリングオフに関する説明がない場合は要注意です。
3.質問や疑問を解消する
- 業者の説明を求める:
- ・修理方法や使用材料、工期などについて、疑問点があれば業者に説明を求めます。明確に答えられない業者は避けるべきです。
- 第三者の意見を聞く:
- ・地元の信頼できる業者や建築士に相談し、見積もりや提案内容が適切か確認してもらいましょう。効果的です。
3:まとめ

屋根点検商法に騙されないためには、業者の信頼性を確認し、見積もり内容や契約書を慎重に精査することが必要です。
特に、「緊急性を強調する」「割引期限を設ける」などの手法には注意が必要で、急いで契約を結ばない姿勢が大切です。
さらに、複数の業者から見積もりを取得し、価格や内容を比較することで、適正な修理内容と費用を判断できます。
また、疑問点があれば業者に遠慮なく質問し、第三者の意見を参考にすることで、より安心して契約を進めることが可能です。
冷静な判断と事前のチェックで、悪質な業者からの被害を未然に防ぎましょう。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。