日数が伸びるケースも紹介!
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
住宅の屋根は、快適な生活を維持するうえで非常に重要な役割を果たします。
ただ、屋根は時間の経過とともに劣化していきますので、定期的な点検や修理が必要です。
この記事を見ている方の中にも、
「屋根の修理ってどれくらいの時間がかかるの?」
という疑問を抱えている方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、屋根修理にかかる日数目安と、日数が伸びるケースについて詳しく解説していきます。
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1:屋根修理にかかる日数はどれくらい?
屋根修理にかかる日数は、工事内容によっても変わってきます。
以下、代表的な屋根工事ごとの目安日数について詳しく見ていきましょう。
・カバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根を取り付けるカバー工法の場合は、工事完了までに5日~7日ほどかかるケースが多いです。
具体的には、足場の設置や解体で2日ほど、屋根の洗浄や下地の新設に半日ずつ、防水シートを設置して新しい屋根を敷くのに3日~4日ほどというイメージです。
・葺き替え
既存の屋根を全て剥がし、新たな屋根を敷く葺き替え工事の場合は、工事完了までに1週間~10日ほどかかるケースが多いです。
ただし、足場組立前後のブランクや悪天候などによって工期が伸びることもありますので、2週間~20日前後は見ておいた方が良いかもしれません。
・屋根塗装
屋根塗装の場合、工事完了までに8日~12日ほどかかるケースが多いです。
塗装を行う際は、
・足場の設置
・高圧洗浄
・養生
など、様々な作業が発生するため意外と時間がかかります。
また、外壁塗装では「下塗り、中塗り、上塗り」の3回塗りが基本となるため、時間に余裕をもって進めていきましょう。
・部分補修
屋根全体ではなく、部分的な補修の場合は1日~4日ほどで工事が完了するケースが多いです。
もちろん、破損箇所や状態によって工事完了までの日数が前後することはありますが、全体補修に比べると時間はかかりません。
・屋根修理の日数が伸びるケースとは?
では次に、屋根修理の日数が伸びるケースについて詳しく見ていきましょう。
・天候不良
屋根修理は、天候に大きく左右されます。
大雨や強風時は作業が行えず、基本的には工事が延期となるため、必然的に工期も伸びてしまうのです。
スムーズに工事を進めたい方は、梅雨や台風シーズンを避けて依頼することをおすすめします。
・隣家との距離が極端に近い
隣家との距離が極端に近い場合、破片や塗料などが飛び散らないように慎重に工事を進める必要があります。
このようなことから、業者から長めの工期を提示される可能性が高いです。
両隣とのスペースがほとんどない場合、通常の倍以上の工期がかかることも珍しくありませんので、時間に余裕をもって準備を進めていきましょう。
・屋根の勾配が急
屋根の勾配が6寸以上ある場合、作業効率が落ちてしまうため必然的に工期も伸びる傾向にあります。
また、屋根面が多かったり、複雑な形状をしていたりする場合も工事に時間がかかりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
・屋根の損傷が激しい
屋根の損傷が激しい場合は、追加の工事が必要になる可能性があり、そうなると工期も伸びてしまいます。
追加で工事を行う際は、当然別途費用がかかりますが、基本的には屋根修理に入る前に業者が屋根の上に登って劣化状況の確認を行い、それに基づいて見積もりを作成しますので、悪質業者に依頼しない限りは高額な追加請求が来ることはないでしょう。
ただし、工事を開始してから劣化や損傷が見つかるケースもありますので、工期だけでなく、追加費用についても事前に確認しておいてください。
・近くに駐車スペースがない
住宅付近に駐車スペースがない場合、業者は離れたところにトラックを停めることになるため、資材の搬入に時間がかかります。
その結果、工期が伸びてしまうこともありますので注意してください。
事前に業者から駐車スペースの確認が入ることもありますので、自宅周辺をチェックしておきましょう。
2:スムーズに屋根修理を行うためのポイント
では最後に、スムーズに屋根修理を行うためのポイントを紹介していきます。
・天候が安定している季節に依頼する
屋根修理をスムーズに行うためには、天候が安定している季節に依頼するのがおすすめです。
特に3月から5月、9月から11月初旬は天候が安定しやすいため、スムーズに工事を進められる可能性が高くなります。
ただし、上記の季節は屋根修理の繁忙期であり、予約が殺到しやすいため、できるだけ早く業者に相談することをおすすめします。
・信頼できる業者に相談する
屋根修理をスムーズに進めるためには、信頼できる業者を慎重に探していくことが大切です。
全国には屋根修理に対応している業者がたくさんありますが、屋根修理には専門知識や経験が必要であり、技術不足の業者に依頼してしまうと後から不具合が見つかったり、ペースが落ちたりする可能性が高くなります。
実績が豊富な優良業者に相談することによって、全ての工程を正確かつスムーズに進められるようになるため、結果として工期短縮に繋げやすくなるのです。
3:まとめ
屋根修理にかかる日数は、作業内容や工法によって大きく変わります。
ただ、どれだけ早くても数日、長い場合は数週間以上かかりますので、時間に余裕をもって準備を進めていくことが大切です。
また、屋根修理にかかる日数は依頼する業者によっても変わってきますので、できるだけ早く工事を完了させたいという方は、信頼できる業者を慎重に探していきましょう。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。