屋根の修理・屋根工事はやね屋へ

見た目がきれいでも危険な屋根の状態とは

屋根修理・屋根工事のやね屋です。

屋根は住宅の中でも最も過酷な環境にさらされる部分ですが、普段は下から見上げるだけで判断されがちです。

そのため「色あせもないし、割れているところも見えないから問題ない」と安心してしまう方は少なくありません。

しかし実際の現場では、見た目がきれいな状態にもかかわらず、内部では深刻な劣化が進行しているケースが多く存在します。

以下では、外からは分かりにくい危険な屋根の状態について、2つのブロックに分けて詳しく解説します。

お見積もりは3社以上取りましょう!!
相見積もり歓迎します!!

1:表面では判断できない内部劣化の怖さ

  • ・見た目がきれいな屋根でも注意が必要なのが、防水層や下地の劣化です。屋根は屋根材だけで雨を防いでいるわけではなく、その下に敷かれた防水シートが最後の砦として機能しています。この防水シートは経年とともに硬化や破れが進みますが、屋根材の下に隠れているため、外から確認することはできません。
  • 特に多いのが、屋根材がしっかり並んでいるにもかかわらず、防水シートが寿命を迎えているケースです。この状態では、屋根材のわずかな隙間から入り込んだ雨水を防げず、少しずつ内部に水が回ります。初期段階では雨漏りとして表に出ないため、住んでいる方が異変に気づく頃には、野地板や垂木が傷んでいることも珍しくありません。
  • また、釘やビスといった固定部の劣化も、見た目では判断しづらい危険なポイントです。金属部分が内部で錆びていると、屋根材は見た目以上に不安定な状態になっています。強風や台風の際に突然屋根材が浮いたり飛散したりするリスクが高まり、周囲への被害につながる可能性もあります。

2:「新しく見える」ことが安心材料にならない理由

  • ・見た目がきれいでも危険な屋根のもう一つの特徴は、「比較的新しいから大丈夫」という思い込みです。築年数が浅かったり、過去に塗装を行っていたりすると、屋根全体が良好な状態に見えることがあります。しかし、塗装はあくまで表面保護が目的であり、防水シートや下地の劣化を止めるものではありません。
  • 特に注意したいのが、塗装によって一時的に見た目だけが回復しているケースです。表面がきれいになることで安心してしまい、内部点検を行わないまま時間が経過すると、気づかないうちに劣化が進行します。その結果、数年後に雨漏りが発生し、「塗装したばかりなのに」という状況に陥ることがあります。
  • さらに、屋根の形状や立地条件によっては、見えにくい部分だけが劣化している場合もあります。北側の屋根や日陰になりやすい箇所では、湿気がこもりやすく、カビや腐食が進行しやすい傾向があります。南側や正面から見える部分がきれいでも、こうした見えない箇所に問題を抱えているケースは決して少なくありません。

3:まとめ

屋根は見た目がきれいだからといって、安全な状態とは限りません。防水シートや下地、固定部分など、外から見えないところで劣化が進行していることが多く、気づいたときには大きな修理が必要になる場合もあります。

大切なのは、見た目だけで判断せず、定期的に専門的な点検を行うことです。特に築年数が一定以上経過している住宅や、過去に大きな自然災害を経験している場合は、外観がきれいでも注意が必要です。見えない部分にこそリスクが潜んでいることを理解し、早めの確認と対策を行うことが、住まいを長く安全に守るための重要なポイントだといえるでしょう。

どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。

お見積もりは3社以上取りましょう!!
相見積もり歓迎します!!

店舗一覧

山口県

愛媛県

徳島県