部分的な屋根修理で雨漏りはなおるのか
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
雨漏りをしているのですが部分的な屋根修理で屋根の雨漏りは治りますか?とご質問を頂きました。今回は、部分的な屋根の雨漏りを部分的な屋根修理で解決できるのかという点について記載していきます。
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1:部分的な屋根修理で雨漏りは基本的に解決できない
さっそく、部分的な屋根修理で雨漏りが解決するのかということに対して解説していきます。基本的に部分的屋根修理で雨漏りを解決することはできません。理由は、屋根の雨漏りは防水シートが原因で起こっている場合が多いからです。つまり、屋根が破損していても防水シートがしっかりと活きていれば雨漏りする可能性は少なくなります。なので部分的に工事しても防水シートは同じタイミングで貼られていることが多いため他の箇所が原因で結局雨漏りするため部分的な屋根修理をやっても意味がない結果になってしまいます。なのでまともな業者は工事後クレームが来てしまうとやっかいなので部分的な屋根修理は拒みます。
2:部分的な屋根修理で雨漏りが解決する事例
では、部分的な屋根修理を行ったらすべてが無意味なのかというと決してそうではありません。これから部分的な屋根修理でも解決する場合をお伝えします。
1:雨漏りの原因が鼻隠しの場合
鼻隠しが雨漏りしてしまうと天井から雨漏りするケースが多いため、つい屋根修理や屋根工事が必要かなと思ってしますのですが鼻隠しを修復してあげれば雨漏りは止まります。鼻隠しが原因かを簡単に判別する方法ですが一度点検口から確認を行い、光が漏れていれば鼻隠しが原因で雨漏りしてしまっていることが多いです。
2:雨漏りしている原因が屋根の棟の場合
雨漏りしている原因が屋根の棟の場合は勾配がしっかりついている可能性が高いので部分的に修復を行えば雨漏りが収まるケースがございます。
3:最低限を考えるのであれば、面を修理する必要がある
もし、あなたが屋根修理を最低限行うと考えるのであれば、面をすべて葺き替えるもしくは、カバーを行えば80%の確率で雨漏りが収まる可能性がございます。ただしデメリットとしては1面かえるため色合いが他の面と比べて違ってくるため仕上がりは悪くなってしまいます。なので、雨漏りの施工を行う場合は基本的に全面の屋根工事を行うことをお勧めいたします。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。