近年、屋根材の仕入れ価格が30~50%値上がりしました。
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
近年、物価の高騰が話題になっていますが私たち、屋根業者にも同じように物価の高騰が直面しています。物価の高騰で屋根修理、屋根工事費用は変わってくるのか、皆さんが出来る対策はないのかを取り上げていきます。
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1:物価高騰の波
度重なる円安や物価高上昇により、食品や生活必需品、電化製品、建築材等が軒並み値上がりしています。建築業界も同様で、屋根材の価格改定に踏み切る大手メーカーも出始めてきました。メーカー側としても販売がしにくくなるために値上げはしたくないはずですが、企業努力だけでは価格の維持が難しく、苦渋の決断といえるでしょう。価格改定に踏み切ったとされる要因はいくつか挙げられます。
- 製造コストの上昇(原材料費・燃料費)
- 物流費の高騰(海外からの輸送・燃料費等)
- 円安の影響
2:高騰する屋根材
建材の大半は海外の工場で生産されていますので、どうしても製造コストや部品の輸送費、製造の際の燃料費等がかかります。輸送に関しても、海上輸送(船便等)の燃料費高騰、コンテナ不足、スタッフ不足、港湾の渋滞等が重なり、かなりのコスト増加となっています。そこに円安の影響が加わってきたことで更なる悪循環が生まれており、屋根材の価格高騰に結びついてしまっています。
3:価格が高騰していない工事
これまで、屋根材の価格が高騰してきたというお話をさせていただきましたが、まだ値上げされていない工事があります。それは何かというと屋根の塗装工事です。塗料は、国内で生産、製造している会社が多くあり未だに値上げの波は来ておりません。なので今後、屋根工事を行おうと考えている方は、屋根塗装を行うことをお勧めいたします。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。