寿命を延ばすためのコツも紹介!
屋根修理・屋根工事のやね屋です。
ガルバリウム鋼板屋根は、トタンよりもコスパが良く、尚且つ耐久性も高いため、近年注目を集めています。
この記事を見ている方の中にも、ガルバリウム鋼板屋根に興味を持っている方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、ガルバリウム鋼板屋根の特徴や耐久性、寿命を延ばすためのコツについて詳しく解説していきます。
お見積もりは3社以上取りましょう!!
相見積もり歓迎します!!
1:ガルバリウム鋼板屋根とは?
ガルバリウム鋼板屋根とは、亜鉛やアルミ、シリコンが組み合わさった「ガルバリウム」をメッキ加工した金属屋根のことです。
冒頭でも解説したように、トタンに比べてサビにくく、尚且つコスパも良いため金属屋根の中ではメジャーな存在となっています。
・ガルバリウム鋼板屋根のメリット
では次に、ガルバリウム鋼板屋根のメリットについて詳しく見ていきましょう。
・デザイン性が高い
ガルバリウム鋼板屋根は、デザイン性が高い屋根材です。
金属屋根であるため、どの色でもスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
近年では、建築デザイナーがオシャレな建物を建築するためにガルバリウム鋼板屋根を使用するケースも増えています。
・耐震性が高い
ガルバリウム鋼板屋根は、非常に軽量な屋根材です。
アスファルトシングルも屋根材の中では比較的軽いですが、ガルバリウム鋼板屋根はアスファルトシングルに比べて半分ほどの重量しかありません。
軽量な屋根材は、地震が起こった時の建物へのダメージを軽減してくれるため、耐震性を重視している方にもおすすめです。
・サビに強い
ガルバリウム鋼板屋根は、トタンに比べてサビにくいです。
一昔前に人気を集めていたトタン屋根は、大体10年~20年ほどでボロボロになってしまいますが、ガルバリウム鋼板屋根の場合は25年~30年ほど持つといわれているため、長持ちさせたい方にピッタリといえます。
・ガルバリウム鋼板屋根のデメリット
では次に、ガルバリウム鋼板屋根のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・断熱性が低い
ガルバリウム鋼板屋根は、金属屋根ということもあり、熱伝導率が高いです。
そのため、断熱性が若干低く、熱がこもってしまう可能性があります。
このようなことから、ガルバリウム鋼板屋根を使用する場合は、断熱性を補うための工夫が必要になります。
・遮音性が低い
ガルバリウム鋼板屋根は、瓦屋根やスレート屋根に比べると振動が伝わりやすいです。
そのため、遮音性が低く、雨音も響いてしまいます。
近年では、このようなデメリットを補うために、防音材を敷くケースも増えています。
・ガルバリウム鋼板屋根の耐久性は?
ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数は、25年~30年前後です。
数ある金属屋根の中でも耐久性が高いため、定期的にメンテナンスをしていれば長持ちします。
ただし、メンテナンスを行っていないと、経年劣化によって耐用年数が経過する前にダメになってしまうこともありますので注意が必要です。
・ガルバリウム鋼板屋根の劣化サイン
では次に、ガルバリウム鋼板屋根の劣化サインについて詳しく見ていきましょう。
これから紹介する劣化症状が発生している場合は、耐久性を維持するためにもできるだけ早くメンテナンスを行ってください。
・色褪せ・チョーキング
色褪せやチョーキング現象(粉が出る状態)が生じている場合は、屋根の防水性が低下している証拠です。
この状態を放置していると、どんどん防水性が失われ、最終的には雨漏りに繋がってしまいますので注意しましょう。
・コケやサビ
コケやサビも、ガルバリウム鋼板屋根にとっては立派な劣化症状です。
コケを放置すると防水性の低下に繋がりますし、サビを放置するとひび割れが生じたり、穴が開いたりする可能性もありますので、できるだけ早くメンテナンスをしなければなりません。
2:ガルバリウム鋼板屋根の耐久性・寿命を延ばすコツ
では最後に、ガルバリウム鋼板屋根の耐久性や寿命を延ばすコツについて詳しく解説していきます。
・定期的に点検を行う
ガルバリウム鋼板屋根の耐久性や寿命を延ばすためには、定期的に点検を行うことが大切です。
とはいえ、屋根は気軽に点検できる部分ではないため、業者に依頼する必要が出てきます。
点検だけであれば無料で行ってくれる業者も多くいますので、信頼できる業者に相談してみましょう。
・サビを放置しない
ガルバリウム鋼板屋根は、トタンに比べるとサビにくいですが、絶対にサビないというわけではありません。
経年劣化や環境によっては、サビが生じてしまうこともあります。
このような場合は、できるだけ早く修理を行いましょう。
サビを放置すると、広範囲に広がってしまい雨漏りに繋がる可能性が高くなりますので注意が必要です。
3:まとめ
ガルバリウム鋼板屋根は、耐久性の高い金属屋根です。
コスパに優れていることから、近年では住宅の屋根にも使われるようになっています。
ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数は25年~30年前後と非常に長く、定期的にメンテナンスを行っていれば長持ちします。
ただ、劣化症状を放置しているとすぐにダメになったり、不具合が生じたりする可能性が高くなりますので、定期的に点検を行いましょう。
どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。