屋根の修理・屋根工事はやね屋へ

屋根修理に火災保険は使える?

条件と注意点を徹底解説!

屋根修理・屋根工事のやね屋です。

屋根修理には、決して安くない費用がかかります。大切な我が家の耐久性や快適性を維持するために必要な工事とはいえ、どうしても躊躇してしまいますよね。

中には、

「火災保険を使ったら費用を安く抑えられるのでは?」

と考えている方もいるでしょう。そこでこの記事では、屋根修理に火災保険は使えるのか、条件や注意点はあるのかということについて詳しく解説していきます。

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1:屋根修理に火災保険は使えるの?

結論からいってしまうと、火災保険は屋根修理にも使えます。ただし、誰でも無条件で使えるわけではなく、所定の条件を満たさなければなりません。

条件を1つでも満たしていないと火災保険の対象にはならず、全額実費で屋根修理を行うことになりますので注意してください。

・屋根修理で火災保険を使うための条件

では次に、屋根修理で火災保険を使うための条件について見ていきましょう。

・屋根の破損が「自然災害」によるものであること

火災保険と聞いて、

「火災による被害を補填するための保険でしょ?」

と考える方もいると思いますが、自然災害による被害を受けた場合も適用となります。

ただし、自然災害といっても「風災、雪災、雹災」しか対象にならず、地震によって被害を被った場合は対象外となりますので注意してください。

・被災してから3年以内であること

火災保険は、被災してから3年以内に申請しないと無効となります。

これは「保険法第95条」に明記されている条件であり、1日でも期限を過ぎると対象外になりますので、できるだけ早めに申請しましょう。

ただし、3年以内というのは「保険金の請求をする権利がある期限」ということであり、期間内に申請したからといって必ずしも保険金が下りるわけではありません。

・屋根修理の費用が20万円以上であること

加入している火災保険によっても異なりますが、基本的にはどの火災保険にも「免責金額」が設定されています。

これは、

「一定の金額以下の修理は実費で行ってくださいね」

という意味であり、ほとんどの火災保険は免責金額を20万円に設定しています。つまり、屋根修理にかかる費用が20万円以上でないと保険が下りないということです。

2:屋根修理で火災保険を使う場合の流れ

では次に、屋根修理で火災保険を使う場合の流れについて詳しく見ていきましょう。

ステップ1:屋根修理業者に現地調査を依頼する

屋根修理で火災保険を使うためには、業者から提示された見積書や写真、事故報告書などが必要です。

そのため、まずは信頼できる業者に相談し、現地調査に来てもらわなければなりません。

現地調査を行うことによって、

・被害状況

・修理内容

・見積もり金額

などの情報を集められるため、スムーズに申請を行えるようになります。

ステップ2:保険会社へ事故報告を行う

現地調査が完了したら、保険会社に事故報告を行い、火災保険の申請を行いましょう。

事故報告については、必ず被保険者が行う必要があり、代行業者に依頼することはできませんので注意してください。

ステップ3:必要書類を提出

申請が終わったら、書類の提出を行います。

火災保険の申請をする際は、

・保険金請求書

・事故報告書

・修理見積書

・被害箇所の写真

上記4点が必要です。

見積書と写真は業者が用意してくれますが、保険金請求書と事故報告書は被保険者が用意しなければなりませんので、できるだけ早く準備を進めましょう。

ステップ4:鑑定人による調査

火災保険は自己申告で受け取れるわけではありません。

鑑定人という専門スタッフの調査を受け、被災状況などが確認でき次第被災額が確定し、保険金が下ります。

ちなみに、鑑定人の調査には必ず被保険者の立ち合いが必要になりますので覚えておいてください。

ステップ5:保険金受取

鑑定の結果、保険が適用されると判断された場合、保険金を受け取れます。

保険金は、必ずしも見積書の金額と同じになるとは限りませんので注意が必要です。

ステップ6:屋根修理開始

保険金が振り込まれたら、業者に連絡を入れて屋根修理を開始します。

場合によっては、保険金が振り込まれる前に工事を行うこともありますが、被災状況の写真や事故報告書に不備があった場合、既に工事を始めてしまっていると後戻りできません。

そのため、緊急性がそこまで高くない場合は保険金が下りるまで待ち、入金が確認でき次第工事をスタートするのがおすすめです。

・火災保険を使って屋根修理を行うときの注意点

火災保険を使って屋根修理を行うときは、詐欺トラブルに注意が必要です。

仮に火災保険が適用された場合、自己負担額を抑えつつ、住宅のかなめともいえる屋根を修理できるため非常に魅力的な制度といえます。

ただ、中にはこの制度を悪用する業者もいるのです。

よくあるのが、

・高額な手数料を請求するケース

・虚偽の理由で保険金を請求させようとするケース

・高額な違約金を請求するケース

です。

このような被害に遭わないためにも、信頼できる業者に相談するようにしましょう。

3:まとめ

所定の条件を満たせば、火災保険を使って屋根修理を行えます。

ただし、火災保険を使う場合は書類の提出や鑑定の立ち合いなど、やるべきことや準備すべきものが増えますので、とにかく慎重に準備を進めていかなければなりません。

また、中には火災保険を悪用する悪質な業者もいますので、火災保険に強い信頼できる業者を探して相談しましょう。

どんなに注意しても知らないうちにトラブルに巻き込まれることは多々ございます。失敗しないためには相見積もりを行うことが一番のポイントかもしれません。

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